オフィス家具に関する用語集
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デスク
天板に足が付いただけのシンプルな机。引き出しがない分足元広々。収納には適宜脇机やインワゴンを使用する。
片袖机。 机の右側、もしくは左側のみに引き出し収納が付いたタイプの机。 オーソドックスで最も普及している事務机の形。
両袖机。 机の両側に引き出し収納が付いたタイプの机。 両側に引き出しがある分、天板が広い。役員机、社長机などは木製のこのタイプが多い。
インワゴン、デスクワゴン。 机の下に収まるサイズのキャスター付き収納。ちょっとした物を置くときに引き出して使ったり、移動式の収納として複数のデスクで使うことが出来る。
脇デスク。 天板と同じ高さを持つ収納棚。デスクの横に設置することで、延長天板として使うことが出来る。
コーナーデスク、L字型机。 90度にL字を描く天板を持つデスク。大抵の場合サイズが大きく、搬入経路のサイズにも注意が必要。
チェア
OA機器を使った事務作業に合わせて作られた椅子。情報化社会により、家庭でパソコンを使うことが多くなった昨今では、事務用のものが一般家庭でも購入されるなど、業務用との垣根が無くなっている。 油圧で高さが調節できるもの、リクライニング機能が付いているものなど種類も様々。
積み重ねが出来る椅子。縦方向に重ねるため、軽量のものが多い。一般的な丸椅子もこのタイプ。 横方向に連結する機能を持つものを「リンキングチェア」という。
体育館やセミナー会場などで見かけるパイプ椅子など。折りたたんで重ねることでコンパクトに収納でき、数を必要とする場所で良く使われる。
人間工学に基づいて作られたチェアー。多機能で複雑な構造を持つものが多い。コードが出ていたりレバーがいっぱい付いていたり、見た目も複雑。自分に合わせて各パーツの調節が出来るものは、調節するうちに何が自分に丁度良いのか分からなくなってくることもある。
人が可能な限り自然な動きや状態で使えるように設計し、実際のデザインに活かす学問。人々が正しく効率的に動けるように、周囲の人的・物的環境を整えて、事故・ミスを可能な限り少なくするための研究を含む。(Wikipediaより) アーロンチェアはじめ、座り心地を追及したトップクラスOAチェアなどに採用されている。
部長や社長など、役員が使うことを想定して作られた大きめの椅子。本革を使ったアームチェアなど、見た目にもどっしりとした威厳あるデザインのものから、アルミナムチェアーやアーロンチェアなど、機能性デザイナーズチェアーを含んで指すこともある。
テーブル
書庫
主に書類、書物、資料などを収蔵するための設備を指す。 オフィス家具の分類では、本棚と同一視される場合が多い。
上の書庫と下の書庫をセットにして販売してるタイプの書庫。書庫は一般的に、上下のパーツを組み合わせて使う。
透明や半透明の細かい引き出しが付いたタイプの書類ケース。 レターケースやクリスタルケースなどとも呼ばれる。
引き出しタイプの書庫。A4サイズが入る高さの引き出しが、3段付いているものが主流。上から書類を差し込むなどして使うため、上下書庫の下部分に設置して使うことが多い。
引き違い書庫。 扉が左右にスライドし、片側ずつ開けるタイプの書庫。
扉が観音開きになるタイプの書庫。
扉のないタイプの書庫。一般的な本棚。
扉がシャッターのように、上下、もしくは左右に全開するタイプの書庫。 扉は内部に収納されるため、狭い場所での開閉が便利。
内部にポットや食器などを収納するための棚が付いたオフィス用食器棚。コンセント口なども付いている。扉を閉めると書庫のように見える。
ロッカー・カウンター
主に鍵付きの収納棚。 一個人につき一つの棚と鍵を割り当てるのが一般的。靴箱サイズからクローゼットサイズまで、1人用や30人用など種類も様々。指紋認証などセキュリティに特化したものもある。
主に受付などで客対応や会計に用いる仕切りを兼ねた長い台。
机のように見える座って使用するタイプのカウンター。 机との違いは、正面から見たときに床面までパネルが覆い、脚が見えないこと。
立って使用するタイプのカウンター。 裏側が棚収納になっているタイプはカウンター書庫と呼ぶ場合もある。
L字型のカウンター。長方形のカウンターをL字に設置する際、角部分に使用することもある。
その他オフィス用品
衝立。間仕切り。 広いフロアの必需品。面積があるオフィスなら、これを使って応接室から会議室までワンフロアで済ますことが出来る。 ドア付きのタイプを組み合わせて、部屋の中に個室を作ることも可能。自由な発想の間取り作りをサポートする。
会議などで使われる白い板。ホワイトボード用マーカーで書いた文字は簡単に消せる。また、磁石が付くのでマグネットで書類を貼り付けるのにも便利。掲示板や連絡ボード、予定表などオフィスで幅広く使われる業務に無くてはならない事務用品。
電子黒板。キャプチャーボード。 進化したホワイトボード。ボードに書いた内容を、プリンターと接続し紙に印刷したり、メモリーカードやPCと接続しデータとして取り込むことが出来るハイテクマシン。
書類などを細かく裁断し、内容を判別不可能にすることで個人情報や内部機密の漏洩を防ぐ。
■ストレートカット:単純に挿入方向から縦に裁断されるタイプ。裁断が単純なため、やろうと思えば書類の復元が可能。あまり機密性は高くない。
■クロスカット:ストレートカットに、一定間隔ごとに横に切る機能を付けたもの。現在の主流。裁断の細かさは個体差があり、機密性を求める場合は実際に裁断されたものを見て選んだほうが良い。
■スパイラルカット:正方形に近い間隔でクロスカットされる、かなり細かい裁断方法。
■デスクシュレッダー:机の上に置いて使える小型のタイプ
複写機。原稿などを複製する。カラー複写できるもの、両面印刷できるものなど機能も様々。 上部に原稿読み取り(スキャナ)部分、下部に各対応サイズのコピー用紙を入れるタイプが一般的。 FAXなどの機能が付いたものは複合機と呼ぶ。
時計と一体型になった、時刻、時間を計測する機械。主に勤怠管理に使われる。専用の印字用紙を差込み打刻するタイプや、データをネット上で管理できるインターネット対応タイプなどがある。
紙幣や重要書類を、盗難や火災から守る収納機器。 耐火金庫はコンクリートで作られていることが多く、重量が100kgを超えるものが一般的。 火災時には、このコンクリートに含まれた水分が蒸発することで、内部の温度を低く維持する。通常使用でも徐々に水分は失われるため、耐用年数は20年程度。